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実践分野

管理項目と点検項目の違い

管理項目は、仕事の結果が目標どおりかを確かめるために選ぶ、結果系の尺度です。点検項目は、その結果を生み出す要因(原因側)が正しく保たれているかを確かめる、要因系の尺度です。結果を管理するのか、その原因を点検するのか、という着目点の違いが要点で、それぞれ管理点・点検点とも呼ばれます。

比較表で見る違い

観点管理項目点検項目
着目する系結果系(特性)要因系(原因・条件)
確認する内容仕事の結果が目標どおりか結果を生む要因が保たれているか
別の呼び方管理点点検点
イメージ不適合率・寸法などの結果設備条件・作業手順の順守状況
異常への狙い結果の異常を早く知る要因側で未然に押さえる

それぞれの詳しい解説

A管理項目

管理項目は、仕事の結果(品質・コスト・納期など)が目標どおりに得られているかを評価するために選ぶ、結果系の尺度です。管理点とも呼ばれ、不適合率や寸法などが例になります。結果を測って異常があれば早く気づき、処置につなげる役割を担います。

  • 結果系(特性)に着目する

  • 不適合率・寸法などが例

  • 結果の異常を早く知る

B点検項目

点検項目は、良い結果を生み出す要因(原因側)が正しい状態に保たれているかを確かめる、要因系の尺度です。点検点とも呼ばれ、設備の条件や作業手順の順守状況などが例になります。要因を先に押さえることで、悪い結果が出る前の未然防止につなげます。

  • 要因系(原因・条件)に着目する

  • 設備条件・手順の順守などが例

  • 要因側で未然に押さえる

試験対策のポイント

管理項目は「結果(特性)を管理」、点検項目は「原因(要因)を点検」。結果系か要因系かで見分けます。

理解度チェック(3問)

Q1. 管理項目の説明として、もっとも適切なものをひとつ選べ。

  1. 1結果を生み出す要因が保たれているかを確かめる要因系の尺度である
  2. 2仕事の結果が目標どおりかを評価する結果系の尺度である
  3. 3作業を始める前に必ず交換する部品のことである
  4. 4製品の設計仕様そのものを指す
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正解:2. 仕事の結果が目標どおりかを評価する結果系の尺度である

管理項目は管理点とも呼ばれ、仕事の結果が目標どおりに得られているかを評価する結果系の尺度で、不適合率や寸法などが例です。要因が保たれているかを確かめるのは点検項目の説明で誤り。交換部品や設計仕様は管理項目の定義とは無関係です。結果系に着目する点が要点になります。

Q2. 点検項目の例として、もっとも適切なものをひとつ選べ。

  1. 1完成品の不適合率
  2. 2製品の出荷数量
  3. 3設備の温度や圧力が決められた条件に保たれているか
  4. 4月ごとの売上高
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正解:3. 設備の温度や圧力が決められた条件に保たれているか

点検項目は、良い結果を生む要因が正しく保たれているかをみる要因系の尺度で、設備の温度や圧力などの条件がその例です。不適合率、出荷数量、売上高はいずれも仕事の結果を表す結果系の指標で、管理項目に近く、点検項目の例としては適切ではありません。要因側をみるか結果側をみるかで区別します。

Q3. 管理項目と点検項目の違いとして、もっとも適切なものをひとつ選べ。

  1. 1管理項目は結果系、点検項目は要因系に着目する
  2. 2管理項目は要因系、点検項目は結果系に着目する
  3. 3両者はともに結果だけをみる尺度である
  4. 4点検項目は結果の異常を知るため、管理項目は要因を押さえるために使う
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正解:1. 管理項目は結果系、点検項目は要因系に着目する

管理項目は結果系(特性)、点検項目は要因系(原因・条件)に着目するという違いが正しい説明です。着目する系を逆にした選択肢や、ともに結果だけをみるとする選択肢は誤り。結果の異常を早く知るのが管理項目、要因を押さえるのが点検項目であり、役割を逆にした選択肢も誤りです。

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