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中小企業経営・政策難易度: 標準

中小企業診断士 一問一答|中小企業経営・政策 第216問

問題

中小企業の開業率と廃業率の関係について、日本の近年の傾向はどれか?

選択肢

  1. 1開業率と廃業率がほぼ同水準
  2. 2開業率が廃業率を大幅に上回る
  3. 3廃業率が開業率を大幅に上回る
  4. 4両方とも低下傾向

正解

1. 開業率と廃業率がほぼ同水準

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解説

日本の開業率と廃業率は、近年おおむね同水準で推移しています。開業率は新たに生まれる企業の割合、廃業率は事業をやめる企業の割合を示し、どちらもおおよそ数パーセント台で、片方が他方を大きく引き離す状況にはなっていません。問題なのは、その水準自体が欧米諸国に比べて低いことです。とくに開業率が低いため、新しい企業がどんどん生まれて経済の新陳代謝が進む、という状態になりにくいのが日本の特徴です。開業が活発であれば、新しい事業やイノベーションが生まれ、雇用も拡大しやすくなりますが、開業率が低いままだと、廃業とほぼ釣り合ってしまい、企業数全体としては伸び悩みます。だからこそ国は創業支援に力を入れ、開業率を引き上げようとしているのです。ここで誤りやすいのが選択肢です。『開業率が廃業率を大幅に上回る』のであれば企業数は順調に増えるはずですし、『廃業率が大幅に上回る』なら企業数は急減します。実態はそのどちらでもなく、両者がほぼ同水準で、しかも欧米より低い、という点を正確に押さえてください。

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