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中小企業経営・政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|中小企業経営・政策 第215問

問題

中小企業退職金共済制度(中退共)の目的はどれか?

選択肢

  1. 1中小企業の従業員の退職金制度
  2. 2経営者の退職金制度
  3. 3設備資金の積立
  4. 4事業承継資金の積立

正解

1. 中小企業の従業員の退職金制度

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解説

中小企業退職金共済制度(中退共)は、単独では退職金制度を整えるのが難しい中小企業のために、国の援助を受けながら従業員の退職金を確実に準備できるようにする共済制度です。事業主が毎月掛金を納め、従業員が退職する際には、その積み立てに応じた退職金が機構から直接支払われます。大企業なら自前で手厚い退職金制度を用意できますが、中小企業では資金や事務の負担が重く、退職金を出したくても仕組みづくりに踏み切れないことが少なくありません。そこを国の制度として支え、外部にしっかり積み立てておくことで、会社の業績に左右されず従業員に退職金が届く安心をつくっているわけです。たとえば、従業員の定着や採用力の向上にもつながります。ここで取り違えに注意したいのが対象と目的です。中退共は『従業員』のための退職金制度であって、経営者自身の退職金制度ではありません。経営者・役員の退職金には別に小規模企業共済があります。また、設備資金や事業承継資金の積立を目的とする制度でもありません。『中小企業の従業員の退職金を国の援助で確保する仕組み』と整理して覚えてください。

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