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中小企業経営・政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|中小企業経営・政策 第320問

問題

中小企業白書における「稼ぐ力」とは何を指すか?

選択肢

  1. 1付加価値を生み出し持続的に利益を上げる力
  2. 2借入金を増やす力
  3. 3人員を削減する力
  4. 4設備を縮小する力

正解

1. 付加価値を生み出し持続的に利益を上げる力

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解説

中小企業白書でいう「稼ぐ力」とは、企業が付加価値を生み出し、それを持続的に利益へとつなげていく力を指します。付加価値とは、仕入れた材料やサービスに自社が手を加えて新たに生み出した価値のことで、これを高く生み出せる企業ほど、価格競争に巻き込まれずにしっかり利益を確保できます。その源泉になるのが、他社にまねできないブランド力、独自の技術力、それを支える人材力などで、こうした強みを磨くことが稼ぐ力の正体です。たとえば、安売りに頼らずとも「この会社の製品だから買いたい」と選ばれる町工場や、高い技術で付加価値の高い製品を作るメーカーが、稼ぐ力のある企業の典型像といえます。ここで取り違えてはならないのは、稼ぐ力が借入を増やす力でも、人員を削る力でも、設備を縮小する力でもないという点です。借金を膨らませたり、人や設備を減らしてコストを切り詰めたりするのは縮小均衡の発想であって、付加価値を生み出す力とは方向が逆です。あくまで価値を創り出して持続的に利益を上げる力こそが稼ぐ力だと理解しましょう。

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