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中小企業経営・政策難易度: 標準

中小企業診断士 一問一答|中小企業経営・政策 第349問

問題

コロナ禍後の中小企業の「ゼロゼロ融資(実質無利子・無担保融資)」返済本格化に伴う課題は何か?

選択肢

  1. 1過剰債務による資金繰り悪化と倒産増加リスク
  2. 2融資の追加実施
  3. 3新規創業の増加
  4. 4設備投資の急増

正解

1. 過剰債務による資金繰り悪化と倒産増加リスク

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解説

コロナ禍の際、中小企業の資金繰りを支えるために大規模に実施されたのが、実質無利子・無担保で借りられる、いわゆるゼロゼロ融資です。当面の倒産を防ぐ緊急措置として大きな役割を果たしましたが、その返済が本格化する局面で問題となるのが、過剰債務による資金繰りの悪化と、それに伴う倒産増加のリスクです。借りたお金はいつか返さなければならず、コロナ禍で売上が落ち込む中で積み上がった借入が、業績が十分に回復しないまま返済期を迎えると、企業にとって重い負担としてのしかかります。手元資金が乏しいところへ返済が始まれば、資金繰りが一気に苦しくなり、本来なら立ち直れたはずの会社まで行き詰まりかねないわけです。そのため、過剰債務に苦しむ企業の借換えや経営改善、再生を支える対策が政策課題となっています。ここで方向を取り違えないことが大切です。返済本格化に伴う課題は、融資をさらに追加実施することそのものでも、新規創業の増加でも、設備投資の急増でもありません。あくまで過剰債務による資金繰り悪化と倒産増加のリスクが中心的な問題である、と理解しておきましょう。

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