問題
近年、多様なシステム開発方法論が提案されている。システム開発方法論に関する記述として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1ウォータフォール型システム開発方法論では、要件定義などの基本設計の後に、システムの機能や構造を決める内部設計が行われ、次にユーザとのインタフェースの内容などを決める外部設計が行われる。
- 2エクストリームプログラミングとは、変化するビジネス環境に対応してソフトウェアを開発する手法の1つであり、4つの価値と12ないしそれ以上の実践項目(プラクティス)の下で迅速なシステム開発を目指すものである。
- 3スパイラルモデルとは、オブジェクト指向の設計論を用いて、独立性の高い機能から開発を始め、開発プロセスを繰り返しながら徐々にシステムの完成度を高めていくものである。
- 4プロトタイプを作成して利用するシステム開発方法論では、プロトタイプが問題ないことをユーザに確認してもらえば、以降の手続きで構築する本格的なシステムは問題なく稼動する。
正解
2. エクストリームプログラミングとは、変化するビジネス環境に対応してソフトウェアを開発する手法の1つであり、4つの価値と12ないしそれ以上の実践項目(プラクティス)の下で迅速なシステム開発を目指すものである。
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解説
エクストリームプログラミング(XP)はケント・ベックらが提唱したアジャイル開発手法の一つで、コミュニケーション・シンプル・フィードバック・勇気(後に「尊重」を加えて5つ)の 価値、12 以上の プラクティス(テストファースト、ペアプログラミング、リファクタリング等)に基づき迅速にソフトウェアを開発する。よってイが正解。 ア:ウォータフォール型では一般に 要件定義 → 外部設計(基本設計) → 内部設計(詳細設計) → 実装… の順に進む。「内部設計の後に外部設計」とする順序は誤り。 ウ:スパイラルモデル(Boehm)は「プロトタイピングを取り入れた繰り返し型」モデルで、リスク分析を中心に螺旋状に開発フェーズを繰り返す。オブジェクト指向設計論を用いるとは限らない。 エ:プロトタイプの確認は要件理解の精度向上には寄与するが、その後本格システムの稼動が問題なく保証されるわけではない(テストや運用検証は別途必要)。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成21年度 中小企業診断士1次試験 経営情報システム 第16問)
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