問題
経済産業省が平成20年1月21日に発表した「SaaS 向け SLA ガイドライン」の内容として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1SaaS は ASP(Application Service Provider)と同様のマルチテナント型サービスであるとしている。
- 2SaaS ベンダのデータセンタでヘルプデスクを提供するが、クライアント側でも基本操作に関する管理者やヘルプ対応要員が必要であるとしている。
- 3サービスレベル目標保証型の SaaS で、サービスレベル未達成に対して、財務上の対応として金銭的な補償を取り決める場合には、将来の請求額から差し引くのではなく、上限を設定した払い戻しとすることが一般的であるとしている。
- 4利用者のパソコンにクライアントプログラムをインストールして、データセンタのサーバ上にあるデータを利用したりクライアントプログラムを更新したりする形態の SaaS を中心に解説している。
正解
2. SaaS ベンダのデータセンタでヘルプデスクを提供するが、クライアント側でも基本操作に関する管理者やヘルプ対応要員が必要であるとしている。
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解説
「SaaS 向け SLA ガイドライン」(経済産業省・平成20年1月)は、SaaS ベンダ側のヘルプデスク提供にあわせ、利用企業(クライアント)側にも基本操作に関する管理者やヘルプ対応要員(社内サポート窓口)を配置することの必要性に言及している。よってイが正解。 ア:本ガイドラインは SaaS と ASP の関係について「SaaS は ASP の発展形」「マルチテナントを基本とする」点には触れるが、両者を全く同様と断定してはおらず「マルチテナント型サービスである」と単純化する記述は不適切。 ウ:未達成時の金銭補償は「将来の請求額からの控除(クレジット)」とすることが一般的とされており、「払い戻し(リファンド)」が一般的とする記述は誤り。 エ:ガイドラインは Web ブラウザベースで利用する SaaS を中心に解説しており、クライアントプログラムをインストールする形態を中心とはしていない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成21年度 中小企業診断士1次試験 経営情報システム 第17問)
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