問題
近年の技術革新により、映像や音声を中心とするマルチメディアデータを提供するサービスが実用化されている。マルチメディアデータには種々の形式や処理方法が存在している。これに関する記述として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1インターネットラジオとは、個人や放送を専門としない企業や団体がインターネットで各種音声コンテンツを流すサービスであるが、著作権の問題があるために既存放送局がそのようなサービスを行っている国はない。
- 2ストリーミングとは、データをすべてダウンロードした後で自動的に再生する方式であり、再生後データを消去すれば著作権上問題が起こらない方法である。
- 3ビデオオンデマンドとは、ユーザが要求した時点で、映像コンテンツを配信するサービスであるが、同時刻に多数のユーザから要求があった場合、送出サーバや通信回線の帯域によっては、すべての要求に応えられないなどの問題がある。
- 4マルチメディアデータやソフトウェアで著作権フリーとするものがあるが、著作権フリーと書かれている以上、制作者は著作権を放棄しており利用上の制約はない。
正解
3. ビデオオンデマンドとは、ユーザが要求した時点で、映像コンテンツを配信するサービスであるが、同時刻に多数のユーザから要求があった場合、送出サーバや通信回線の帯域によっては、すべての要求に応えられないなどの問題がある。
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解説
ビデオオンデマンド(VOD)はユーザの要求に応じて映像コンテンツを配信するサービスで、同時アクセス数が増えるとサーバの処理能力や通信回線(帯域)が逼迫し、配信が滞ったり受け付けられなくなる問題があるため、ウが正解。ア:BBC iPlayer や NHK オンデマンド等、既存放送局がインターネットラジオ/オンデマンドサービスを提供している国は多数存在し、誤り。イ:ストリーミングはダウンロードしながら逐次再生する方式(バッファに少量蓄積し随時再生)であり、全部ダウンロード後の再生はダウンロード方式に近い。また再生後の消去で著作権問題が消えるわけでもない。エ:「著作権フリー」と書かれていても、著作権そのものを放棄しているとは限らず、使用条件(商用利用不可・改変不可等)が課されていることがあり、無制限ではない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成22年度 中小企業診断士1次試験 経営情報システム 第10問)
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