問題
インターネットなどの情報ネットワーク技術の広範な普及に伴い、情報ネットワークを様々な業務において利用することが一般化しつつある。その場合、情報ネットワークのセキュリティをいかに確保するかが大きな課題となる。これに関する記述として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1VPN は、安価な公衆網、例えばインターネットなどを用いて通信データの交換を行う場合、そのデータが通っている回線上で一時的にその他のパケットが入り込まないようにしてセキュリティを確保する技術である。
- 2アプリケーションゲートウェイとは、通信データをすべてチェックするアプリケーションを各 PC にインストールして、セキュリティを確保する方式であり、データの中身まで検査できることから、高いセキュリティが確保できる。
- 3パケットフィルタリングとは、ルータにおいて、通信データに含まれる情報を判読し、フィルタリング設定にそぐわないパケットを通過させない方式である。
- 4無線 LAN を利用する場合、盗聴を防ぐための対策が必要であり、それには RAS サーバを設置して暗号化する方法が有効である。
正解
3. パケットフィルタリングとは、ルータにおいて、通信データに含まれる情報を判読し、フィルタリング設定にそぐわないパケットを通過させない方式である。
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解説
パケットフィルタリングはルータやファイアウォールにおいて、IP ヘッダや TCP/UDP ヘッダ(送信元/宛先 IP、ポート番号、プロトコル種別等)を判読して、設定された許可/拒否ルールに照らしパケットを通過させるかどうかを判定する方式であり、ウが正解。ア:VPN は暗号化トンネル(IPsec/SSL-VPN)によって通信内容を保護する技術であり、回線上から他のパケットを物理的に排除するわけではない。イ:アプリケーションゲートウェイ(プロキシ型ファイアウォール)はアプリケーション層で通信を中継・検査する装置であり、各 PC にインストールするものではない(ゲートウェイは独立した機器)。エ:RAS(Remote Access Service)はダイヤルアップ等のリモート接続を提供する仕組みであり、無線 LAN の盗聴対策ではない。無線 LAN の盗聴対策は WPA2/WPA3 等の暗号化方式の利用が標準。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成22年度 中小企業診断士1次試験 経営情報システム 第17問)
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