問題
近年、データのセキュリティを確保することの重要性が高まっている。セキュリティの確保において暗号化は欠くことのできない手法である。これに関する記述として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1「TOKYO」を、シーザー暗号を用いて暗号化した場合、その1つは「WRNBR」である。
- 2SSL(Secure Socket Layer)は、シーザー暗号、デジタル証明書、ハッシュ関数を用いており、情報の改ざんやなりすまし等を防ぐことができる技術である。
- 3公開鍵暗号方式の場合、送り手は受け手の秘密鍵で送信情報を暗号化し、受け手は送り手の公開鍵で情報を復号化する。
- 4秘密鍵または共通鍵暗号方式を用いて3人の相手と通信する場合、通信相手ごとに異なる2つの秘密鍵または共通鍵を共有する必要がある。
正解
1. 「TOKYO」を、シーザー暗号を用いて暗号化した場合、その1つは「WRNBR」である。
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解説
シーザー暗号は各文字をアルファベット順に一定数ずらす単純な換字暗号。例えば右に3文字シフトすると T→W、O→R、K→N、Y→B(Y は 25 番目、26 で割って 28→2=B)、O→R となり「TOKYO」は「WRNBR」となる。よってアが正解。イ:SSL は共通鍵暗号(AES/3DES 等)と公開鍵暗号(RSA/DH)の組み合わせ、デジタル証明書、ハッシュ関数(SHA/MD5)を用いる。シーザー暗号は使われていない。ウ:公開鍵暗号方式では「送り手は受け手の公開鍵で暗号化し、受け手は自分の秘密鍵で復号化」する(守秘)。秘密鍵で暗号化/公開鍵で復号化はデジタル署名の手順で、説明が逆になっている。エ:共通鍵暗号方式で N 人が相互通信する場合、必要な鍵数は N×(N-1)/2 通り。送信者単位で考えれば「相手ごとに異なる1つの鍵」を共有すれば足り、相手ごとに2つも要しない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成22年度 中小企業診断士1次試験 経営情報システム 第16問)
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