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企業経営理論難易度: 標準2019年度

中小企業診断士 過去問企業経営理論 第1問

問題

多角化して複数の事業を営む企業の企業ドメインと事業ドメインの決定に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1企業ドメインの決定は、個々の事業の定義を足し合わせるのではなく、外部の利害関係者との間のさまざまな相互作用の範囲を反映し、事業の定義を見直す契機となる。
  2. 2企業ドメインの決定は、新規事業進出分野の中心となる顧客セグメント選択の判断に影響し、競争戦略策定の出発点として差別化の基本方針を提供する。
  3. 3事業ドメインの決定は、将来手がける事業をどう定義するかの決定であり、日常のオペレーションに直接関連し、全社戦略策定の第一歩として競争戦略に結び付ける役割を果たす。
  4. 4事業ドメインの決定は、多角化の広がりの程度を決め、部門横断的な活動や製品・事業分野との関連性とともに、将来の企業のあるべき姿や経営理念を包含している存続領域を示す。
  5. 5事業ドメインの決定は、特定市場での競争戦略に影響を受け、将来の事業領域の範囲をどう定義するかについて、企業が自らの相互作用の対象として選択した事業ポートフォリオの決定である。

正解

1. 企業ドメインの決定は、個々の事業の定義を足し合わせるのではなく、外部の利害関係者との間のさまざまな相互作用の範囲を反映し、事業の定義を見直す契機となる。

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解説

企業ドメインは「全社レベルの存続領域」、事業ドメインは「個別事業の競争領域」を指す。企業ドメインの決定は、各事業の単純な足し算ではなく、株主・顧客・従業員・社会等の利害関係者との相互作用の範囲を反映し、事業定義の見直し契機となるためアが正しい。イは差別化の基本方針は事業ドメイン(競争戦略)の領域。ウは事業ドメインは日常オペレーションに直結するものの、全社戦略の第一歩ではなく事業戦略の出発点。エは「経営理念を包含する存続領域」は企業ドメインの説明。オは事業ポートフォリオの決定は全社戦略(企業ドメイン)の課題。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和元年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第1問)

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