問題
選択肢
- 1創業以来の歴史では、創業者の選択した戦略的な問題の解決法が効果を発揮してきたため、その解決法が常套手段として繰り返し用いられて組み込まれている。
- 2創業以来の歴史において、外部から導入した製造プロセスの改良技術に基づき、技術関係部門同士の連携による問題解決が定型化されている。
- 3創業以来の歴史において、外部から招いた人材のほとんどは意思決定プロセスに同化し、創業者一族の戦略を十分に理解するようになった。
- 4創業者とその一族の経験した過去の事業戦略の成功が、現在の戦略上の失策の原因になっているのに、誰も認めようとしない。
- 5組織として確立した問題解決法は、創業者の意向を大きく反映したものであり、特定の問題解決や特別任務の遂行への対処が求められた創業期に生まれている。
正解
2. 創業以来の歴史において、外部から導入した製造プロセスの改良技術に基づき、技術関係部門同士の連携による問題解決が定型化されている。
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解説
B社は同族経営であり、戦略的意思決定の中心は創業者と創業者一族で、伝統的な考え方や価値観を重視する組織文化である。問題文では「技術関係部門同士の連携による問題解決が定型化」されたとは記載されておらず、むしろ創業者一族中心の意思決定プロセスが定着しているため、イは事実関係と整合せず最も不適切。よってイが正解。ア(過去の成功体験に基づく解決法の常套手段化)、ウ(外部人材の同化)、エ(過去の成功が現在の失策の原因となっている経路依存性)、オ(創業期に組織として確立した問題解決法)はいずれも老舗同族経営の組織文化として典型的な記述である。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成25年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第10問 設問1)
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