人体出題頻度 3/3
坐剤
ざざい
定義
直腸・膣に挿入する固形外用剤。直腸投与は肝初回通過効果を回避できる。
詳細解説
体温で溶融または溶解する基剤(ハードファット・カカオ脂・マクロゴール等)に薬物を分散させた固形製剤で、肛門・膣に挿入して使用する。直腸下部からの吸収血液は門脈を経由せず下大静脈に直接流入するため、肝初回通過効果を約50%回避でき、経口より速やかかつ高いバイオアベイラビリティを得られる。嘔吐・嚥下困難・小児で経口困難な場合に有用。解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)、制吐薬、抗炎症薬等に用いられる。冷所保存が原則で、室温で軟化・変形しやすい。貼付剤(テープ剤・パップ剤)も同様に経皮吸収により全身作用または局所作用をもたらす剤形である。
関連用語
よくある質問
Q. 坐剤とは何ですか?
A. 直腸・膣に挿入する固形外用剤。直腸投与は肝初回通過効果を回避できる。
Q. 登録販売者試験での位置づけは?
A. 人体の重要用語です。出題頻度は 3/3 (★3)。 頻出のため確実に押さえておきましょう。