主な医薬品出題頻度 3/3
偽アルドステロン症
ぎあるどすてろんしょう
定義
甘草の主成分グリチルリチン酸の長期連用で生じる、アルドステロン過剰様の症状。低カリウム血症・浮腫・血圧上昇。
詳細解説
グリチルリチン酸の代謝物がコルチゾール代謝酵素(11β-HSD2)を阻害し、コルチゾールが鉱質コルチコイド受容体を活性化することで生じる。アルドステロン分泌は低下しているのに過剰様の症状(手足のだるさ・しびれ・つっぱり感・こわばり・脱力感・筋肉痛・手足のけいれん・むくみ・血圧上昇)が現れる。重症化すると四肢麻痺・横紋筋融解症・心室性不整脈に至る。甘草を含む多くの漢方処方(芍薬甘草湯・甘草湯・葛根湯等)の長期連用、複数の甘草含有薬の併用、高齢者・低体重者・利尿薬併用者で起こりやすい。
関連用語
よくある質問
Q. 偽アルドステロン症とは何ですか?
A. 甘草の主成分グリチルリチン酸の長期連用で生じる、アルドステロン過剰様の症状。低カリウム血症・浮腫・血圧上昇。
Q. 登録販売者試験での位置づけは?
A. 主な医薬品の重要用語です。出題頻度は 3/3 (★3)。 頻出のため確実に押さえておきましょう。