問題
気管・気管支に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1内壁は線毛上皮で覆われ、粘液とともに異物を口側へ運び排出する
- 2気管支の壁には骨格筋があり、随意的に収縮させることができる
- 3気管支は左右非対称で、左主気管支のほうが太く短い
- 4気管支の粘膜には腺がなく、粘液は分泌されない
正解
1. 内壁は線毛上皮で覆われ、粘液とともに異物を口側へ運び排出する
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解説
正解は選択肢1である。気管・気管支の内壁は線毛上皮で覆われ、線毛運動と粘液の働きにより、捕捉した異物を痰として口側(咽頭側)へ運び出す(粘液線毛輸送)。選択肢2は誤り。気管支の壁にあるのは自分の意思で動かせない平滑筋(不随意筋)であり、骨格筋(随意筋)ではない。選択肢3も誤りで、左右非対称なのは正しいが、太く短く垂直に近いのは右主気管支であり、そのため誤って気道に入った異物(誤嚥物)は右の気管支に入りやすい。選択肢4も誤りで、気管支の粘膜には腺があり粘液が分泌される。喘息では気管支平滑筋が収縮して気道が狭くなること、気管支拡張成分(アドレナリン作動成分等)が平滑筋を弛緩させることも関連知識として押さえたい。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習