問題
鼻(嗅覚)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1鼻腔上部の嗅上皮にある嗅細胞が匂い物質を感知する
- 2匂いの感知は舌の味蕾で行われる
- 3嗅覚は他の感覚と比べ疲労(順応)しにくい感覚である
- 4嗅細胞は皮膚に存在する受容体である
正解
1. 鼻腔上部の嗅上皮にある嗅細胞が匂い物質を感知する
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
正解は選択肢1である。匂いを感知するのは鼻腔の天井部分(上部)にある嗅上皮で、ここに分布する嗅細胞が空気中の匂い物質を受容し、その刺激が嗅神経を介して脳へ伝えられて匂いとして認識される。選択肢2は誤りで、舌の味蕾が感知するのは味覚であって匂いではない。選択肢3も誤りで、嗅覚は順応(疲労)しやすい感覚であり、同じ匂いをかぎ続けるとすぐに感じにくくなる(「他の感覚と比べ疲労しにくい」は逆)。選択肢4も誤りで、嗅細胞は皮膚ではなく鼻腔上部の嗅上皮に存在する。嗅覚が順応しやすく、また体調や経験によっても感じ方が左右される点、鼻腔と口腔・咽頭がつながっているため食べ物の風味の認識にも嗅覚が関与する点は、感覚器の特徴として押さえておきたい頻出ポイントである。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習