問題
医薬品の血中濃度と効果に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 全身作用を期待する医薬品は、有効血中濃度域内に維持する必要がある。b 血中濃度が中毒域を超えると副作用や中毒が発現しやすい。c 経口投与では血中濃度のピークは投与直後に現れる。d 反復投与では血中濃度が定常状態に到達する。
選択肢
- 1a 正、b 正、c 誤、d 正
- 2a 誤、b 正、c 正、d 正
- 3a 正、b 誤、c 正、d 誤
- 4a 正、b 正、c 正、d 誤
正解
1. a 正、b 正、c 誤、d 正
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解説
正解は「a正、b正、c誤、d正」。cが誤りで、経口投与では消化管での吸収や全身への分布に時間を要するため、血中濃度のピーク(最高血中濃度)は投与直後ではなく数十分から数時間後に現れる。aは正しく、全身作用を期待する医薬品は効果が得られる有効血中濃度の範囲内に濃度を維持する必要がある。bも正しく、血中濃度が中毒域(有効域の上限を超える範囲)に達すると副作用や中毒症状が現れやすくなる。dも正しく、一定間隔で反復投与を続けると、吸収量と消失量が釣り合って血中濃度がほぼ一定に保たれる定常状態に到達する(おおむね半減期の4〜5倍の時間を要する)。有効血中濃度域、中毒域、経口のピークは投与後しばらく経ってから、反復投与による定常状態が頻出。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習