債務名義
さいむめいぎ
定義
強制執行によって実現される請求権の存在と内容を公的に証明する文書。執行の前提となる。
詳細解説
債務名義は強制執行を行うための基礎となる文書であり、確定判決、仮執行宣言付判決、仮執行宣言付支払督促、和解調書・調停調書、執行証書(強制執行認諾文言付の公正証書)などが代表例である。債権者は債務名義に執行文の付与を受けたうえで執行機関に強制執行を申し立てる。執行証書は金銭の一定額の支払請求についてのみ債務名義となり得るため、貸金や賃料の契約では公正証書を作成して将来の回収を確保する実務が広く行われる。債務名義なくして自力救済はできず、私的実力行使は原則禁止される。
「債務名義」が出る問題に挑戦
読んだ内容は“思い出す”ほど記憶に残ります。解答・解説つき・完全無料で確認できます。
債権の管理と回収
強制執行の前提となる債務名義に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
債権の管理と回収
金銭債権についての強制執行に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
債権の管理と回収
抵当権の実行に関する次のア〜エの記述のうち、適切なものの組み合わせを選べ。ア. 抵当権者は、債務不履行があれば担保不動産競売を申し立てて優先弁済を受けられる。イ. 抵当権者は、抵当不動産から生じる賃料等の収益から弁済を受ける担保不動産収益執行を選択できる。ウ. 抵当権の実行には、あらかじめ債務名義を取得しておかなければならない。エ. 後順位抵当権者は、先順位抵当権者が配当を受けた残余からしか配当を受けられない。
関連用語
よくある質問
Q. 債務名義とは何ですか?
A. 強制執行によって実現される請求権の存在と内容を公的に証明する文書。執行の前提となる。
Q. ビジネス実務法務検定2級試験での位置づけは?
A. 紛争の解決方法と国際法務の重要用語です。出題頻度は 3/3 (★3)。 頻出のため確実に押さえておきましょう。