問題
金銭債権についての強制執行に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1動産執行では、債務者の生活に欠かせない衣服や寝具も含めてすべて差し押さえることができる
- 2強制執行を申し立てるには、債務名義があれば足り、執行文の付与は不要である
- 3不動産執行は、目的不動産を差し押さえたうえで競売または強制管理の方法によって行われる
- 4債権執行において、給与債権はその全額を差し押さえることができる
正解
3. 不動産執行は、目的不動産を差し押さえたうえで競売または強制管理の方法によって行われる
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解説
不動産執行は、執行裁判所が目的不動産を差し押さえたうえで競売(強制競売)または強制管理によって換価・回収する手続であるから、競売または強制管理によるとする記述が正しい。給与等の継続的給付債権は債務者の生活維持のため原則として手取りの4分の3に相当する部分(一定額以上は別途調整)が差押禁止とされ全額は差し押さえられないため(民事執行法152条)、給与債権を全額差し押さえられるとする記述は誤り。動産執行でも生活に不可欠な衣類・寝具・一定の家財等は差押禁止動産とされるため(131条)、生活に欠かせない衣服や寝具も含めすべて差し押さえられるとする記述も誤り。強制執行には債務名義に加え原則として執行文の付与が必要であるから、執行文の付与が不要とする記述も誤りである。
一問一答
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