問題
抵当権の実行に関する次のア〜エの記述のうち、適切なものの組み合わせを選べ。ア. 抵当権者は、債務不履行があれば担保不動産競売を申し立てて優先弁済を受けられる。イ. 抵当権者は、抵当不動産から生じる賃料等の収益から弁済を受ける担保不動産収益執行を選択できる。ウ. 抵当権の実行には、あらかじめ債務名義を取得しておかなければならない。エ. 後順位抵当権者は、先順位抵当権者が配当を受けた残余からしか配当を受けられない。
選択肢
- 1アとウ
- 2イとウ
- 3アとイとエ
- 4ウとエ
正解
3. アとイとエ
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解説
ア・イ・エが適切。抵当権者は債務不履行時に担保不動産競売(民事執行法180条1号)を申し立てて目的物の換価代金から優先弁済を受けられる(アは正しい)。賃料等の収益から回収する担保不動産収益執行も選択できる(同条2号、イは正しい)。抵当権など担保権の実行は、担保権の存在を証する文書があれば足り、債務名義は不要である(181条、ウは誤り)。配当は登記の順位に従い、後順位抵当権者は先順位者の被担保債権が満たされた後の残余からのみ配当を受ける(エは正しい)。担保権実行と強制執行で債務名義の要否が異なる点が頻出である。
一問一答
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