問題
権利の変動(発生・変更・消滅)に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
選択肢
- 1売買契約の締結により、売主に代金債権が発生する
- 2弁済によって債務が消滅し、これに対応する債権も消滅する
- 3債権が譲渡されると、債権者が変更される
- 4当事者が契約を締結しても、権利義務には一切変動が生じない
正解
4. 当事者が契約を締結しても、権利義務には一切変動が生じない
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
法律関係は、契約などの法律要件によって権利義務が発生・変更・消滅するという形で動的に変動する。契約を締結すれば当然に権利義務に変動が生じるため、「一切変動が生じない」とする記述は誤りである。売買契約により売主には代金債権が、買主には目的物の引渡請求権が発生する(権利の発生)。弁済がなされると債務が消滅し、それに対応する債権も消滅する(権利の消滅)。債権譲渡では債権の同一性を保ったまま債権者が交代する(権利の変更)。こうした権利変動の仕組みを理解することが、取引を法的に分析する基礎となる。
一問一答
全400問を繰り返し学習