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財産・知的財産難易度: 標準

ビジネス実務法務検定3級 予想問題財産・知的財産 第28問

問題

Aは、Bが所有する自転車を、BのものであることをCが過失なく信じて、無権利者Bから買い受けた。動産の即時取得(善意取得)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

選択肢

  1. 1即時取得は不動産にも動産にも等しく適用される制度である。
  2. 2即時取得が成立するためには、取得者が善意であれば足り、無過失であることは要件とならない。
  3. 3盗品・遺失物については、被害者は理由のいかんを問わず一切返還を請求できない。
  4. 4取引行為によって平穏・公然・善意・無過失で動産の占有を始めた者は、原則としてその動産の所有権を取得する。

正解

4. 取引行為によって平穏・公然・善意・無過失で動産の占有を始めた者は、原則としてその動産の所有権を取得する。

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解説

即時取得(善意取得)は、取引行為によって平穏・公然・善意・無過失で動産の占有を始めた者が、前主が無権利者であってもその動産上の権利を取得する制度である(民法192条)。動産取引の安全を保護する趣旨で、④が正しい。①は誤りで、即時取得は動産にのみ適用され、不動産には適用されない(不動産登記に公信力がないことと表裏)。②は誤りで、善意のみならず無過失も要件である。③は誤りで、盗品・遺失物については被害者・遺失者は盗難・遺失の時から2年間は占有者に対し回復を請求できる(193条)。動産と不動産で取引安全の保護が異なる点を理解する。

一問一答

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