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有価証券難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題有価証券 第5問

問題

決算において、売買目的有価証券(帳簿価額¥800,000)の期末時価が¥870,000であった。評価差額を計上する。

選択肢

  1. 1(借) 売買目的有価証券 70,000 / (貸) その他有価証券評価差額金 70,000
  2. 2(借) 売買目的有価証券評価損 70,000 / (貸) 売買目的有価証券 70,000
  3. 3(借) 売買目的有価証券 70,000 / (貸) 有価証券評価益 70,000
  4. 4(借) 有価証券評価益 70,000 / (貸) 売買目的有価証券 70,000

正解

3. (借) 売買目的有価証券 70,000 / (貸) 有価証券評価益 70,000

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解説

売買目的有価証券は、いつでも売却して利益を得ることを目的に保有するため、期末には時価をもって貸借対照表価額とし、帳簿価額との差額(評価差額)は当期の損益として処理する。本問は時価¥870,000が帳簿価額¥800,000を上回るので、差額¥870,000-¥800,000=¥70,000が評価益となる。仕訳は、売買目的有価証券¥70,000を借方に計上して帳簿価額を時価まで引き上げ、貸方に有価証券評価益(収益)¥70,000を計上する。金融商品会計基準が売買目的有価証券を時価評価する理由は、時価の変動そのものが投資者にとっての成果であり、未実現であっても損益に反映することが投資の実態を表すと考えるためである。同じ時価評価でも、その他有価証券の差額を純資産に直入する処理とは異なり、売買目的では必ず損益計算書を通す点が要点である。評価益を「その他有価証券評価差額金」としないよう注意したい。

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