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デリバティブ難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題デリバティブ 第50問

問題

金利スワップの利息決済日において、当社は固定金利¥120,000を支払い、変動金利¥150,000を受け取る契約により、純額¥30,000を当座預金で受け取った。特例処理によりヘッジ対象の借入金利息に加減する。

選択肢

  1. 1(借) 当座預金 30,000 / (貸) 支払利息 30,000
  2. 2(借) 支払利息 30,000 / (貸) 当座預金 30,000
  3. 3(借) 当座預金 30,000 / (貸) 受取利息 30,000
  4. 4(借) 当座預金 30,000 / (貸) 金利スワップ損益 30,000

正解

1. (借) 当座預金 30,000 / (貸) 支払利息 30,000

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解説

正しい仕訳は(借)当座預金¥30,000/(貸)支払利息¥30,000である。金利スワップの特例処理では、固定金利の支払と変動金利の受取を相殺した純額を、ヘッジ対象である借入金の支払利息に加減して一体で処理する。本問は固定支払¥120,000に対し変動受取¥150,000で、差引¥150,000-¥120,000=¥30,000を純額で受け取っている。受け取った¥30,000は当座預金(借方)に入り、その分だけ実質的な金利負担が軽くなるので、費用である支払利息を貸方に計上して減額する。これにより、変動金利の借入が特例処理を通じて実質固定金利の支払に変換され、損益計算書上は調整後の利息だけが残る。誤りやすいのは、純受取を受取利息という別の収益で計上してしまう点である。特例処理ではあくまでヘッジ対象の支払利息を増減させる形で処理する点を押さえたい。

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