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デリバティブ難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題デリバティブ 第57問

問題

外貨建ての商品100,000ドルを輸入し、同日に同条件の為替予約を付して振当処理を適用する。仕入時の直物レート1ドル¥150に対し予約レートは1ドル¥148であった。買掛金は予約レートで確定させる。輸入(仕入)時の仕訳を答えよ。

選択肢

  1. 1(借) 仕入 15,000,000 / (貸) 買掛金 15,000,000
  2. 2(借) 仕入 14,800,000 / (貸) 買掛金 14,800,000
  3. 3(借) 仕入 14,800,000, 為替差損 200,000 / (貸) 買掛金 15,000,000
  4. 4(借) 仕入 15,000,000 / (貸) 買掛金 14,800,000, 為替差益 200,000

正解

2. (借) 仕入 14,800,000 / (貸) 買掛金 14,800,000

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解説

正しい仕訳は(借)仕入¥14,800,000/(貸)買掛金¥14,800,000である。振当処理とは、為替予約による円貨額を外貨建債権債務に振り当て、為替予約レートで換算額を確定させるヘッジ会計の特例である。本問は輸入取引と同時に同条件の為替予約を付しているため、取引日と予約日が一致し、直物レートと予約レートのズレを期間配分する直先差額の処理は生じない。よって仕入も買掛金も一律に予約レート1ドル¥148で換算し、100,000ドル×¥148=¥14,800,000で計上する。これにより買掛金の円貨額は¥14,800,000に固定され、その後の相場変動による為替差損益は発生しなくなる。誤りやすいのは、仕入を取引日の直物レート¥150で計上して差額を為替差損益としてしまう点である。取引と同時に予約を付すケースでは、両建てとも予約レートで確定させ差額を出さないのが原則である。

仕訳問題を解く

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