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有価証券難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題有価証券 第81問

問題

満期保有目的のL3社社債(額面¥1,000,000、当期首帳簿価額¥988,000、定額法、残存償還期間3年)を、当期末の償却原価法適用後(当期償却額¥4,000を加算し帳簿価額¥992,000)に額面¥100につき¥101で売却し、代金は当座預金とした。保有目的の変更(資金需要)による売却とする。

選択肢

  1. 1(借) 当座預金 1,010,000 / (貸) 満期保有目的債券 1,010,000
  2. 2(借) 当座預金 1,010,000 / (貸) 満期保有目的債券 992,000, 投資有価証券売却益 18,000
  3. 3(借) 当座預金 1,010,000 / (貸) 満期保有目的債券 988,000, 投資有価証券売却益 22,000
  4. 4(借) 当座預金 1,010,000 / (貸) 満期保有目的債券 1,000,000, 投資有価証券売却益 10,000

正解

2. (借) 当座預金 1,010,000 / (貸) 満期保有目的債券 992,000, 投資有価証券売却益 18,000

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解説

正しい仕訳は(借)当座預金¥1,010,000/(貸)満期保有目的債券¥992,000・投資有価証券売却益¥18,000です。まず売却直前の帳簿価額を確定します。当期首¥988,000に当期償却額¥4,000を加えた¥992,000が、売却損益を計算する基礎となる簿価です。次に売却価額は額面¥100につき¥101なので、¥1,000,000×101÷100=¥1,010,000となります。売却益は売却価額¥1,010,000-簿価¥992,000=¥18,000です。満期保有目的債券は本来満期まで保有する区分ですが、資金需要などで途中売却した場合は通常の売却と同様に処理し、損益は投資有価証券売却益(または売却損)で計上します。注意点として、売却損益は額面¥1,000,000や償却前の¥988,000ではなく、必ず償却原価法適用後の帳簿価額¥992,000と比べて算定します。償却を加える前で計算すると差額がずれるので気をつけてください。

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