問題
米国の得意先へ商品$8,000を掛けで売り上げた。取引発生時の直物為替相場は1ドル¥148であった。売上の仕訳を行う。
選択肢
- 1(借) 売上 1,184,000 / (貸) 売掛金 1,184,000
- 2(借) 売掛金 8,000 / (貸) 売上 8,000
- 3(借) 売掛金 1,184,000 / (貸) 売上 1,184,000
- 4(借) 売掛金 1,184,000 / (貸) 売上 1,000,000, 為替差損益 184,000
正解
3. (借) 売掛金 1,184,000 / (貸) 売上 1,184,000
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解説
結論として外貨建売上は取引発生時の直物相場で換算し、$8,000×¥148=¥1,184,000を(借)売掛金(貸)売上として計上する。計算は外貨額に取引日レートを乗じるだけである。理論的に、外貨建取引等会計処理基準により外貨建取引は取引発生時の直物為替相場で円換算して記帳する。輸出による売上収益も、それに伴って生じる売掛金という外貨建債権も同一の取引日レートで換算するため両者は一致し、この時点では為替差損益は発生しない。為替変動の影響は、決算日の換算替えや回収日のレートが取引日と異なるときに為替差損益として認識される。誤りやすい点は、外貨建てのまま$8,000で記帳してしまうこと、また決算時相場や予約相場を取引時に用いてしまうことである。日本の帳簿は円建てで記録するため、取引日の直物相場¥148で円換算した¥1,184,000を計上する。これが後の決算・回収時の為替差損益を計算する基礎(帳簿価額)となる。
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