問題
決算日において、外貨建ての買掛金$6,000(帳簿価額¥900,000、取引時相場1ドル¥150)がある。決算時の直物為替相場は1ドル¥145であった。決算時の換算替えの仕訳を行う。
選択肢
- 1(借) 為替差損益 30,000 / (貸) 買掛金 30,000
- 2(借) 買掛金 30,000 / (貸) 為替差損益 30,000
- 3(借) 買掛金 30,000 / (貸) 仕入 30,000
- 4仕訳なし
正解
2. (借) 買掛金 30,000 / (貸) 為替差損益 30,000
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解説
結論として買掛金は貨幣項目で決算時相場により換算する。$6,000×¥145=¥870,000、帳簿¥900,000より¥30,000減少し、負債の減少は為替差益(貸方)となり、(借)買掛金30,000(貸)為替差損益30,000とする。計算は決算日レート¥145で換算したあるべき額と取引日レート¥150の帳簿価額の差をとる。理論的に、買掛金は将来一定額の外貨を支払う金銭債務で貨幣項目に該当し、決算日には直物相場(CR)で換算替えして為替差損益を計上する。本問は1ドル¥150から¥145へ円高が進行したため、同じ$6,000の支払いに必要な円が減り、債務が¥30,000軽くなる。負債の減少は利益方向に働くため為替差益(貸方)となる。誤りやすい点は、売掛金(債権)と買掛金(債務)で円高・円安の有利不利が逆になることを取り違えることである。債務の円高=差益(負担減)、円安=差損(負担増)と、債権とは逆の方向で整理するのが確実である。
仕訳問題を解く
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