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外貨換算難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題外貨換算 第329問

問題

決算日において、外貨建ての売掛金$8,000(帳簿価額¥1,184,000、取引時相場1ドル¥148)がある。決算時の直物為替相場は1ドル¥152であった。決算時の換算替えの仕訳を行う。

選択肢

  1. 1(借) 売掛金 32,000 / (貸) 為替差損益 32,000
  2. 2(借) 為替差損益 32,000 / (貸) 売掛金 32,000
  3. 3(借) 売掛金 32,000 / (貸) 売上 32,000
  4. 4仕訳なし

正解

1. (借) 売掛金 32,000 / (貸) 為替差損益 32,000

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解説

結論として売掛金は貨幣項目であり決算時の直物相場で換算する。$8,000×¥152=¥1,216,000、帳簿¥1,184,000との差¥32,000は円安による増加で為替差益(貸方)となり、(借)売掛金32,000(貸)為替差損益32,000とする。計算は決算日レート¥152で換算したあるべき額と取引日レート¥148の帳簿価額の差をとる。理論的に、外貨換算会計では資産・負債を貨幣項目と非貨幣項目に区分し、貨幣項目(現金預金・金銭債権債務など)は決算日の直物相場(CR)で換算替えして為替差損益を計上する。売掛金は将来一定額の外貨を受け取る金銭債権で貨幣項目に該当するため決算時換算の対象となる。本問は円安で同じ$8,000がより多くの円になり、債権額が増えるため為替差益となる。誤りやすい点は、売掛金を非貨幣項目と誤認して換算替えしないこと、また差益・差損の方向を逆にすることである。債権の円安=差益、円高=差損と整理する。

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