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収益認識難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題収益認識 第350問

問題

前期に受け取った契約負債¥200,000について、当期に商品を引き渡し履行義務を充足した。収益認識の仕訳を行う。

選択肢

  1. 1(借) 契約負債 200,000 / (貸) 売上 200,000
  2. 2(借) 売上 200,000 / (貸) 契約負債 200,000
  3. 3(借) 現金 200,000 / (貸) 売上 200,000
  4. 4(借) 契約資産 200,000 / (貸) 売上 200,000

正解

1. (借) 契約負債 200,000 / (貸) 売上 200,000

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解説

結論として履行義務の充足により、計上していた契約負債¥200,000を取り崩して売上を計上し、(借)契約負債200,000(貸)売上200,000とする。前期に手付金等を受け取った時点では商品未引渡しのため契約負債(負債)を計上していたが、当期に商品を引き渡して履行義務が充足されたため、その負債を消滅させ収益を認識する。理論的に、収益は履行義務を充足した時点で認識されるため、対価の受領(前期)と収益の認識(当期)は時期が異なる。契約負債は将来の引渡義務を表す負債であり、義務の履行とともに取り崩されて売上に置き換わる。これにより、入金時ではなく義務充足時に収益が計上され、収益認識基準の原則が貫かれる。誤りやすい点は、引渡時に改めて現金や売掛金を計上してしまうことである。対価は前期に既に受領済みで契約負債として記録されているため、当期は負債の取り崩しと売上計上のみを行い、新たな資産は計上しない。

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