問題
合併財務諸表の作成にあたり、本店の支店勘定(借方残高¥800,000)と支店の本店勘定(貸方残高¥800,000)を相殺消去する。本支店勘定の相殺消去の仕訳を行う。
選択肢
- 1(借) 支店 800,000 / (貸) 本店 800,000
- 2(借) 本店 800,000 / (貸) 現金 800,000
- 3(借) 本店 800,000 / (貸) 支店 800,000
- 4仕訳なし
正解
3. (借) 本店 800,000 / (貸) 支店 800,000
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解説
結論として合併財務諸表では内部取引である本支店勘定を相殺消去する。貸方残高の本店勘定(借方)と借方残高の支店勘定(貸方)を消去し、(借)本店800,000(貸)支店800,000として互いに一致した残高をゼロにする。理論的に、合併財務諸表(本支店合併損益計算書・貸借対照表)は、本店と支店を一つの会計単位として企業全体の財政状態と経営成績を表示するものである。本店勘定・支店勘定は本支店間の内部的な債権債務を表す照合勘定にすぎず、企業全体で見れば自己に対する債権債務であって外部に対するものではない。したがって合併財務諸表の作成にあたっては、本店の支店勘定(借方残高¥800,000)と支店の本店勘定(貸方残高¥800,000)を相殺消去し、外部に対する純粋な資産・負債のみを表示する。未達取引を整理した後であれば両勘定の残高は必ず一致するため、相殺するとゼロになる。誤りやすい点は、相殺の貸借を誤ることである。借方残高の支店勘定を消すには貸方に、貸方残高の本店勘定を消すには借方に計上する。また残高が一致していない状態(未達整理前)で相殺しようとすると消去しきれないため、必ず未達整理を済ませてから相殺消去する。内部取引の相殺は連結会計の投資と資本の相殺消去にも通じる考え方である。
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