問題
工場の当月電力料¥80,000を現金で支払った。電力料は間接経費として処理する。仕訳を示しなさい。
選択肢
- 1(借) 仕掛品 80,000 / (貸) 現金 80,000
- 2(借) 製造間接費 80,000 / (貸) 現金 80,000
- 3(借) 現金 80,000 / (貸) 製造間接費 80,000
- 4(借) 経費 80,000 / (貸) 現金 80,000
正解
2. (借) 製造間接費 80,000 / (貸) 現金 80,000
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解説
結論として、工場の当月電力料¥80,000を製造間接費勘定の借方に計上し、貸方に現金¥80,000を記録する。電力料は工場全体の機械や照明を動かすために消費されるもので、特定の製品だけのために使われたわけではなく、製品別に直接ひもづけられない。したがって直課できない間接経費として、いったん製造間接費に集計する。製造間接費に集まった金額は、後で機械運転時間や直接作業時間などの配賦基準にもとづき各製品(仕掛品)へ配賦され、最終的に完成品原価へと流れていく。これが間接費を製品原価へ取り込む勘定連絡の基本形である。誤りやすい点として、電力料を仕掛品の借方へ直接計上してしまう誤りが挙げられる。直接経費(外注加工賃・特許権使用料)だけが仕掛品へ直課でき、電力料・ガス代・水道料・減価償却費などは間接経費として製造間接費を経由する、という区分を確実に押さえておく。なお総勘定元帳の構成によっては費用をいったん経費勘定に集めてから製造間接費へ振り替えることもあるが、本問は製造間接費へ直接計上する処理である。
仕訳問題を解く
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