簿記1級に戻る
製造間接費難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題製造間接費 第562問

問題

製造間接費配賦差異勘定の貸方残高¥20,000(有利差異)を会計年度末に売上原価に振り替える。仕訳を示しなさい。

選択肢

  1. 1(借) 売上原価 20,000 / (貸) 製造間接費配賦差異 20,000
  2. 2(借) 製造間接費配賦差異 20,000 / (貸) 売上原価 20,000
  3. 3(借) 製造間接費配賦差異 20,000 / (貸) 製造間接費 20,000
  4. 4(借) 製造間接費配賦差異 20,000 / (貸) 仕掛品 20,000

正解

2. (借) 製造間接費配賦差異 20,000 / (貸) 売上原価 20,000

詳しい解説を見る

解説

結論として、製造間接費配賦差異の貸方残高20,000円(有利差異)を売上原価勘定へ振り替える。よって配賦差異を借方、売上原価を貸方に20,000円で計上し、配賦差異勘定を締め切る。貸方残高は予定配賦額が実際発生額を上回った配賦超過を表し、原価を多めに計上していたということなので、期末に売上原価から控除して正しい原価へ修正する。原価計算基準では、少額の配賦差異は原則として当年度の売上原価に賦課(加減)すると定められており、本問はこの原則処理である。勘定連絡では、配賦差異の貸方残高が借方へ振り替えられて残高ゼロとなり、対応する金額だけ売上原価の貸方が減る。誤りやすい点は、有利差異(貸方残)なのに売上原価を借方にしてしまうこと、不利差異の処理と逆にすることである。結果として売上原価が減り、当期の利益は増加する。

仕訳問題を解く

4分野の700問を学習

製造間接費の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では簿記1級の全700問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4分野を仕訳から体系的に押さえることが合格への王道です。