問題
製造間接費配賦差異の借方残高(不利差異)¥48,000を、当年度の売上原価に全額賦課する。会計年度末の仕訳を示しなさい。
選択肢
- 1(借) 製造間接費配賦差異 48,000 / (貸) 売上原価 48,000
- 2(借) 仕掛品 48,000 / (貸) 製造間接費配賦差異 48,000
- 3(借) 売上原価 48,000 / (貸) 製造間接費配賦差異 48,000
- 4(借) 製品 48,000 / (貸) 製造間接費配賦差異 48,000
正解
3. (借) 売上原価 48,000 / (貸) 製造間接費配賦差異 48,000
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解説
結論として、製造間接費配賦差異の借方残高48,000円(不利差異)を当年度の売上原価へ全額賦課する。よって売上原価を借方、配賦差異を貸方に48,000円で計上し、配賦差異勘定を締め切る。借方残高は予定配賦額が実際発生額に足りなかった配賦不足を表し、原価が過小に計上されていたということなので、期末に売上原価へ加算して正しい原価に修正する。原価計算基準では、原則として少額の配賦差異は当年度の売上原価に賦課すると定められており、本問はこの原則処理にあたる(金額が多額で正常なら売上原価・期末製品・期末仕掛品へ追加配賦する例外もある)。勘定連絡では、配賦差異の借方残高が貸方へ振り替えられて残高ゼロとなり、同額が売上原価の借方に積み増される。誤りやすい点は、不利差異(借方残)なのに売上原価を貸方にすること、相手勘定を製品や仕掛品としてしまうことである。結果として売上原価が増え、当期利益は減少する。
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