簿記1級に戻る
部門別計算難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題部門別計算 第598問

問題

第1製造部門費勘定は、予定配賦額(貸方)¥300,000に対し実際発生額(借方)¥320,000であった。部門費配賦差異を製造部門費配賦差異勘定へ振り替える仕訳を示しなさい。

選択肢

  1. 1(借) 第1製造部門費 20,000 / (貸) 製造部門費配賦差異 20,000
  2. 2(借) 製造部門費配賦差異 20,000 / (貸) 仕掛品 20,000
  3. 3(借) 製造部門費配賦差異 20,000 / (貸) 第1製造部門費 20,000
  4. 4(借) 仕掛品 20,000 / (貸) 第1製造部門費 20,000

正解

3. (借) 製造部門費配賦差異 20,000 / (貸) 第1製造部門費 20,000

詳しい解説を見る

解説

製造部門費配賦差異を計上する仕訳。第1製造部門費勘定には、借方に実際発生額¥320,000、貸方に予定配賦額¥300,000が記入されている。借方(実際)が貸方(予定)を20,000上回るため、差額は借方残高¥20,000となる。借方残高は予定配賦額が実際発生額に足りなかったこと、すなわち配賦不足を意味し、原価が予定より多くかかった不利差異(借方差異)である。この差異を製造部門費配賦差異勘定の借方へ振り替えるため、貸方に第1製造部門費20,000を計上して部門費勘定の残高をゼロにし締め切る。覚え方は「借方残=配賦不足=不利、貸方残=配賦超過=有利」。誤りやすいのは、不利差異なのに製造部門費配賦差異を貸方に計上してしまう(有利と取り違える)こと。なお実務上、こうした配賦差異は原則として売上原価に賦課して年度の損益に反映させる。

仕訳問題を解く

4分野の700問を学習

部門別計算の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では簿記1級の全700問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4分野を仕訳から体系的に押さえることが合格への王道です。