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原価差異難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題原価差異 第686問

問題

標準原価計算(パーシャル・プラン)を採用している。当月の直接材料費の標準消費額¥360,000・実際消費額¥390,000であった。差異を仕掛品勘定から直接材料費差異勘定へ振り替える仕訳を示しなさい。

選択肢

  1. 1(借) 仕掛品 30,000 / (貸) 直接材料費差異 30,000
  2. 2(借) 直接材料費差異 30,000 / (貸) 仕掛品 30,000
  3. 3(借) 直接材料費差異 30,000 / (貸) 材料 30,000
  4. 4(借) 直接材料費差異 30,000 / (貸) 売上原価 30,000

正解

2. (借) 直接材料費差異 30,000 / (貸) 仕掛品 30,000

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解説

借方は直接材料費差異、貸方は仕掛品となる。パーシャル・プランでは仕掛品勘定の借方に実際消費額¥390,000を、貸方に完成品・月末仕掛品の標準消費額相当¥360,000を記録するため、差額の原価差異は仕掛品勘定の中で把握される。本問は実際消費額¥390,000が標準消費額¥360,000を¥30,000上回っており、原価がかさんだ不利差異である。この不利差異は仕掛品勘定の借方残として残るので、これを貸方に振り替えて消去し、相手勘定である直接材料費差異勘定の借方へ計上する。不利差異は差異勘定の借方に集まる、と覚えるとよい。相手勘定を材料や売上原価とするのは期中の振替として誤りで、決算で売上原価に賦課するのは別の段階の処理である。貸借を逆にすると有利差異の処理になってしまう。

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