問題
総合原価計算において、当月の正常仕損(売却価値あり)が生じ、仕損品の評価額¥25,000を仕掛品から控除した。仕損品勘定への振替仕訳を示しなさい。
選択肢
- 1(借) 仕掛品 25,000 / (貸) 仕損品 25,000
- 2(借) 仕損品 25,000 / (貸) 仕掛品 25,000
- 3(借) 仕損品 25,000 / (貸) 製造間接費 25,000
- 4(借) 仕損費 25,000 / (貸) 仕掛品 25,000
正解
2. (借) 仕損品 25,000 / (貸) 仕掛品 25,000
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解説
借方は仕損品、貸方は仕掛品となり、仕損品の評価額¥25,000を仕掛品勘定の貸方から仕損品勘定の借方へ振り替える。総合原価計算で生じた仕損品にスクラップとしての売却価値(評価額)がある場合、その金額は将来回収できる価値なので製造原価の負担から外す。具体的には評価額相当を仕掛品勘定の貸方に記入して当月の製造原価を減らし、同額を資産である仕損品勘定の借方に計上して在庫として把握する。これにより良品が負担する仕損費は、仕損に要した原価から評価額¥25,000を差し引いた純額となる。相手勘定を製造間接費とするのは誤り、また借方を仕損費とすると費用計上になってしまい、ここでの資産計上の趣旨に合わない。仕掛品を借方・仕損品を貸方とする逆仕訳も誤りである。評価額は仕損費の控除項目という位置づけを押さえたい。
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