問題
介護保険制度創設の背景と基本理念について、正しいものを2つ選べ。
選択肢
- 1高齢化の進展に伴う要介護高齢者の増加や介護の長期化に対し、社会全体で介護を支える仕組みとして創設された。
- 2介護保険は、家族による介護を制度の前提とし、家族がいない者のみを給付対象とする。
- 3制度の財源は全額を国の一般財源で賄い、被保険者からの保険料は徴収しないこととされた。
- 4医療機関への社会的入院の解消を図り、保健・医療・福祉にまたがるサービスを総合的に利用できるようにすることが目的の一つである。
- 5介護保険は、措置制度を維持しつつ行政が利用するサービスを一方的に決定する仕組みである。
正解(2つ選択)
1. 高齢化の進展に伴う要介護高齢者の増加や介護の長期化に対し、社会全体で介護を支える仕組みとして創設された。
4. 医療機関への社会的入院の解消を図り、保健・医療・福祉にまたがるサービスを総合的に利用できるようにすることが目的の一つである。
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解説
介護保険制度は、急速な高齢化による要介護者の増加・介護期間の長期化・核家族化による家族介護の限界という背景のもと、介護を社会全体で支える社会保険方式として2000年に創設された。あわせて、医療を必要としないのに病院に長期入院する社会的入院の解消や、保健・医療・福祉にまたがるサービスを利用者本位で総合的に利用できるようにすることも狙いであった。家族介護を前提とするものではなく、また従来の行政が決める措置制度から利用者が事業者を選んで契約する仕組みへ転換した点が特徴であり、財源は公費と保険料で構成される。(根拠: 介護保険法第1条・制度創設の趣旨)
一問一答
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