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M&A実務難易度: 難

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 予想問題|M&A実務 第14問

問題

中小M&Aガイドライン(第3版)が示す、仲介者を利用したM&Aにおける資金の流れと相手方の手数料に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1譲り渡し側のM&Aを実施するか否かの意思決定に直接影響するのは手数料控除前の譲渡額であり、譲り渡し側が仲介者に支払う手数料は影響しない
  2. 2譲り受け側がDDのために別の支援機関に支払う費用は、仲介者への手数料とは異なり、譲渡額に影響することはない
  3. 3譲り受け側の予算を上回らない範囲内で譲渡額と譲り受け側が仲介者に支払う手数料が決まるため、相手方の手数料の額は譲り渡し側の利益にも影響する構造にある
  4. 4譲り受け側の予算はマッチングの時点で確定し、その後にシナジーが想定以上に見込めることが判明しても増額されることはない

正解

3. 譲り受け側の予算を上回らない範囲内で譲渡額と譲り受け側が仲介者に支払う手数料が決まるため、相手方の手数料の額は譲り渡し側の利益にも影響する構造にある

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解説

中小M&Aガイドライン(第3版)第1章Ⅴ4(1)②は、譲り受け側がM&Aのために支払える予算を決めると、その予算を上回らない範囲で譲渡額と譲り受け側から仲介者への手数料が決まるため、相手方の手数料の額が自らの利益に影響する構造にあるとしている。また、譲り渡し側の受取額は譲渡額から譲り渡し側の手数料を控除した額であり、意思決定には譲渡額よりも受取額がより直接的に影響する。仲介者はDDを直接実施すべきでないため、譲り受け側が別の支援機関の支援を受ける場合、その支払もM&Aのコストとなり譲渡額に影響しうる。シナジーが想定以上に見込める場合や想定外の工程が生じた場合には、譲り受け側の予算が増額されることもあるとしている。

一問一答

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