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財務・税務難易度: 難

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 予想問題|財務・税務 第25問

問題

譲り渡し側K社(単一製品を製造)の当期の生産量は10,000個、販売量は8,000個で、期首在庫はない。製品1個当たりの変動製造原価は3,000円、固定製造原価は年4,000万円、販売価格は1個8,000円、販売費及び一般管理費(すべて固定費)は年1,500万円である。全部原価計算による営業利益と直接原価計算による営業利益の組合せとして、正しいものはどれか。なお、△はマイナスを表す。

選択肢

  1. 1全部原価計算 △1,500万円/直接原価計算 △700万円
  2. 2全部原価計算 △700万円/直接原価計算 △700万円
  3. 3全部原価計算 800万円/直接原価計算 △1,500万円
  4. 4全部原価計算 △700万円/直接原価計算 △1,500万円

正解

4. 全部原価計算 △700万円/直接原価計算 △1,500万円

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解説

売上高は8,000個×8,000円=6,400万円である。直接原価計算では、変動売上原価8,000個×3,000円=2,400万円を差し引いた限界利益4,000万円から、固定製造原価4,000万円と販売費及び一般管理費1,500万円を差し引き、営業利益は△1,500万円となる。全部原価計算では、固定製造原価を生産量で割った1個4,000円を製品原価に含めるため1個の製造原価は7,000円、売上原価は5,600万円、売上総利益は800万円で、販管費1,500万円を差し引いた営業利益は△700万円となる。差の800万円は期末在庫2,000個に含まれて翌期に繰り越された固定製造原価である。生産を増やし在庫を積み増すと全部原価計算の利益は大きく見えるため、財務DDでは在庫の増減と利益の関係を確かめる必要がある。

一問一答

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