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倫理・行動規範難易度: 標準

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 予想問題|倫理・行動規範 第51問

問題

M&A仲介会社A社は、広告に「成功報酬は譲渡額の5%だけ」と大きく記載しているが、実際の契約では最低手数料1,000万円が定められており、小規模な案件では譲渡額の5%を大きく上回る負担となる。倫理・行動規範及び中小M&Aガイドライン(第3版)に照らした評価として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1最低手数料は契約締結前に書面を交付して行う重要事項説明で伝えれば足り、広告の段階で手数料体系を透明化する必要はなく、小規模な案件の依頼者も契約時に気付くため、広告で成功報酬を5%だけと表示することに問題はない
  2. 2小規模な案件の依頼者は少数であるため、多数の依頼者に当てはまる内容であれば広告の表示として問題はない
  3. 3仲介者・FAの手数料には一般的な法規制がないため、広告でどのように表示するかは自由である
  4. 4依頼者の判断に影響する最低手数料を伏せて誤解を生じさせる表示であり、虚偽・誇大又は誤解を生じる表示や隠ぺいを禁じる倫理・行動規範に反する。最低手数料の額は契約締結前に書面で説明すべき事項でもある

正解

4. 依頼者の判断に影響する最低手数料を伏せて誤解を生じさせる表示であり、虚偽・誇大又は誤解を生じる表示や隠ぺいを禁じる倫理・行動規範に反する。最低手数料の額は契約締結前に書面で説明すべき事項でもある

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解説

倫理・行動規範は、広告・営業内容について、虚偽・誇大又は誤解を生じる表示や隠ぺいをしてはならないとしている。最低手数料は、小規模な案件ほど依頼者の負担を大きく左右する事項であり、これを伏せて「5%だけ」と強調すれば、依頼者に手数料の水準を誤解させる。中小M&Aガイドライン(第3版)は、最低手数料の額を含む手数料の算定基準を契約締結前に書面を交付して説明しなければならないとし、さらに依頼者の適切な選択のためには契約前の説明より前の段階から手数料体系が透明化されることが重要として、算定基準をホームページ等で公表することが望ましいとしている。手数料に一般的な法規制がないことは、誤解を招く表示を許す理由にはならない。

一問一答

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スキマ資格では中小M&A検定の全780問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業M&A実務能力・倫理検定試験は中小企業庁が実施する検定で、M&A実務・財務税務・法務・倫理行動規範の4科目からCBT方式・四肢択一で60問程度が出題されます(初回は令和9年1月、出題の基準日は令和8年3月末日)。