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M&A実務難易度: 易

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 予想問題|M&A実務 第3問

問題

譲り渡し側X社のFAである支援者Aは、譲り受け候補によるDDの受入れを控えたX社の社長から「初めてのことで何をすればよいか分からない。従業員にはまだ何も知らせていない」と相談された。知識・スキルマップに照らし、Aの対応として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1秘密保持を徹底するため、DDの資料準備や質疑への対応はすべて社長一人で行い、財務や営業のキーマンにはクロージングまで一切知らせないよう助言し、社長の心情面には立ち入らない
  2. 2DDの一般的な進め方(コミュニケーション方法、質問の受付方法、スケジュール等)を資料も用いて説明し、資料準備や質疑への対応で社長が疲弊しないよう、心情面も含めて支援する
  3. 3DDは譲り受け側が行う調査であるため、日程や進め方の説明はDD実施機関に任せ、譲り渡し側のFAとしては関与しない
  4. 4従業員に気付かれないよう、DD実施機関に対し、FAを通さずにX社の社内の担当者へ直接連絡して資料を集めてもらうよう依頼し、社長の負担を減らすとともに、DDの進め方の説明は実施機関に任せる

正解

2. DDの一般的な進め方(コミュニケーション方法、質問の受付方法、スケジュール等)を資料も用いて説明し、資料準備や質疑への対応で社長が疲弊しないよう、心情面も含めて支援する

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解説

知識・スキルマップのDD全般の項目は、DDを円滑に進めるには当事者が一般的な進め方(コミュニケーション方法、質問の受付方法、スケジュール等)を理解したうえで臨むことが重要で、必要に応じ資料等で説明するとし、提出資料の作成やインタビュー対応で譲り渡し側が疲弊しないよう心情面のケアも含めた支援を求めている。一方で、迅速な対応にはキーマンを巻き込むことが重要とされ、どの範囲に知らせるかは秘密保持の観点から経営者と相談して決める。社長一人で抱え込ませるのは不適切である。また、仲介者・譲り渡し側FAがいる案件では、DD実施機関と譲り渡し側が直接やり取りすることは原則禁止とされるのが通例である。

一問一答

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スキマ資格では中小M&A検定の全780問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業M&A実務能力・倫理検定試験は中小企業庁が実施する検定で、M&A実務・財務税務・法務・倫理行動規範の4科目からCBT方式・四肢択一で60問程度が出題されます(初回は令和9年1月、出題の基準日は令和8年3月末日)。