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財務・税務難易度: 標準

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 一問一答|財務・税務 第64問

問題

譲り受け側Y社は、X社株式の譲受代金を金融機関からの借入れで賄う予定である。Y社のFAである支援者Aの対応として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1調達できずにクロージングを実行できない事態を避けるため、必要に応じて最終契約の締結前に金融機関に調達の可否を確認し、融資実行の日程を調整する
  2. 2融資の可否は最終契約を締結した後にY社が自ら金融機関に確認すれば足りるため、FAであるAが日程に織り込む必要はない
  3. 3資金調達に関する前提条件を設けると譲り渡し側との交渉が長引くため、Y社の意向にかかわらず、最終契約には融資の実行を前提条件とする条項を設けないよう調整する
  4. 4金融機関は譲り受け側の信用力だけを審査するため、対象会社の事業計画やDDの結果を金融機関に説明する準備は不要である

正解

1. 調達できずにクロージングを実行できない事態を避けるため、必要に応じて最終契約の締結前に金融機関に調達の可否を確認し、融資実行の日程を調整する

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解説

知識・スキルマップは、譲り受け側が買収代金を金融機関からの融資で調達することを想定している場合、最終契約締結後に調達ができずクロージングが実行できない事態を避けるため、必要に応じて最終契約締結前に金融機関に調達の可否を確認することが重要としている。また、譲り受け側の義務としてのクロージングの前提条件に買収代金の資金調達可否の確認を挙げ、支援者の都合でクロージングを急ぐために依頼者の意向に反して前提条件の設定を避けるよう調整してはならないとする。金融機関は対象会社の財務健全性、DDの結果、事業計画やシナジーを踏まえた買取価格の妥当性などに着目して審査するため、その説明の準備も支援する。

一問一答

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