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財務・税務難易度: 標準

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 一問一答|財務・税務 第65問

問題

企業価値8億円の会社を、自己資金2億円と借入金6億円で設立したSPCを通じて買収した(LBO)。5年後に企業価値は10億円となり、対象会社のキャッシュフローで借入金残高は3億円まで減った。この時点の株式価値は当初の自己資金の何倍か。最も適切なものはどれか(借入金以外の負債や税金等は考慮しない)。

選択肢

  1. 11.25倍
  2. 25倍
  3. 32.5倍
  4. 43.5倍

正解

4. 3.5倍

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解説

LBOは、買収する会社の資産や将来のキャッシュフローを返済の元手として借入れを行い、少ない自己資金で買収する手法である。5年後の株式価値は企業価値10億円から借入金残高3億円を差し引いた7億円で、当初の自己資金2億円の3.5倍となる。全額を自己資金で買った場合は8億円が10億円になるだけなので1.25倍にとどまり、借入れのてこの効果で自己資金の投資効率が高まることが分かる。5倍は企業価値を自己資金で割った誤り、2.5倍は株式価値の増加額5億円を自己資金で割った値である。反対に業績が計画を下回ると返済負担が重くなり、財務制限条項に違反して期限の利益を失うおそれもあるため、借入れが大きいほど財務リスクも高まる。

一問一答

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スキマ資格では中小M&A検定の全780問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業M&A実務能力・倫理検定試験は中小企業庁が実施する検定で、M&A実務・財務税務・法務・倫理行動規範の4科目からCBT方式・四肢択一で60問程度が出題されます(初回は令和9年1月、出題の基準日は令和8年3月末日)。