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財務・税務難易度: 標準

中小企業M&A実務能力・倫理検定試験 一問一答|財務・税務 第66問

問題

LBO(レバレッジド・バイアウト)に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1LBOの資金構成では、返済順位が低い資金ほど損失を負担する可能性が小さいため、資金の出し手が求めるリターンも低くなる
  2. 2譲り受け側が設立したSPCが金融機関から借り入れて対象会社の株式を取得し、その後SPCと対象会社を合併させるなどして対象会社の稼ぎで返済する形が典型である
  3. 3LBOローンには、有利子負債をEBITDAで割ったレバレッジレシオの上限などを定める財務制限条項が付けられ、違反すると期限の利益を失うおそれがある
  4. 4LBOローンは、返済原資を対象会社の資産とキャッシュフローに限り、SPCに出資した事業会社やファンドに原則として返済を求めないノンリコースの形で組まれることが多い

正解

1. LBOの資金構成では、返済順位が低い資金ほど損失を負担する可能性が小さいため、資金の出し手が求めるリターンも低くなる

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解説

LBOは、買収する会社の資産や将来のキャッシュフローを返済の元手とする借入れにより、少ない自己資金で買収する手法である。典型的には譲り受け側が設立したSPCが借り入れて対象会社の株式を取得し、その後の合併などを通じて対象会社の稼ぎで返済する。融資は、返済原資を対象会社の資産とキャッシュフローに限るノンリコースの形で組まれることが多く、レバレッジレシオの上限などの財務制限条項(コベナンツ)が付される。資金は、返済順位が最も高く金利の低いシニアローン、劣後ローンや優先株式などのメザニン、最後に損失を負担する普通株式の順に重ねられる。返済順位が低いほど損失を負担する可能性が大きいため、資金の出し手が求めるリターンは高くなる。

一問一答

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