問題
選択肢
- 1Imと同じ
- 2Imの2倍以下
- 3Imの3倍以下
- 4Imの10倍以下(始動電流対応)
正解
3. Imの3倍以下
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解説
電動機は始動時に定格電流の数倍(かご形誘導電動機の全電圧始動では5〜8倍程度)の始動電流が流れるため、過電流遮断器の定格を電動機の定格電流Imと同じにすると始動のたびに遮断してしまう。このため電動機専用分岐回路の過電流遮断器は、始動電流で動作しないもので、かつ定格電流をImの3倍以下(Imが50Aを超える場合は2.75倍以下)とするのが内線規程による選定の目安であり、Imが50A以下の本問では「Imの3倍以下」が正しい。「Imと同じ」では始動できず、「2倍以下」も始動電流の大きさ・継続時間によっては不要動作のおそれがある。逆に「10倍以下」では過大で、過負荷や拘束事故の際に電線・電動機を保護できない。また電技解釈(第149条第2項第二号)は、電動機等のみに至る分岐回路について、過電流遮断器の定格電流を直接接続する電線の許容電流の2.5倍以下とし、電線の許容電流を電動機等の定格電流の合計の1.25倍(合計が50Aを超える場合は1.1倍)以上とするよう定めている。なお幹線の設計では、電動機を含む場合の過電流遮断器の定格は、電動機定格電流の合計の3倍に他の負荷の定格電流の合計を加えた値以下(かつ電線の許容電流の2.5倍以下)とする規定があり(電技解釈第148条第1項第五号)、電工2ではこの幹線側の計算問題も頻出であるため、分岐・幹線の両方の数値を整理しておくこと。
一問一答
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