国民主権
こくみんしゅけん
定義
国の政治のあり方を最終的に決定する権力(主権)が国民にあるとする原理。
詳細解説
憲法前文および1条に明記される基本原理。主権概念には①国家権力そのもの(統治権)、②国家権力の最高独立性、③国政の最高決定権の3つの意味があり、国民主権はこのうち③にあたる。国民主権の意味について、有権者団としての国民が現実に権力を行使するとする「ナシオン主権説」と、抽象的な国民全体に主権が帰属するとする「プープル主権説」の対立がある。憲法改正の国民投票(96条)は国民主権の表れとされ、間接民主制(代表制)を原則としつつ国民投票・最高裁裁判官の国民審査などの直接民主制的制度が併用される。
「国民主権」が出る問題に挑戦
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憲法改正の発議要件は何か。
法令等
憲法改正に関する次の記述のうち、憲法96条の規定に照らし、妥当なものはどれか。
憲法
基本的人権の間接的、付随的な制約についての最高裁判所の判決に関する次のア〜エの記述のうち、妥当なものの組合せはどれか。ア選挙における戸別訪問の禁止が、意見表明そのものの制約ではなく、意見表明の手段方法のもたらす弊害の防止をねらいとして行われる場合、それは戸別訪問以外の手段方法による意見表明の自由を制約するものではなく、単に手段方法の禁止に伴う限度での間接的、付随的な制約にすぎない。イ芸術的価値のある文学作品について、そこに含まれる性描写が通常人の性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反することを理由に、その頒布が処罰される場合、そこでの芸術的表現の自由への制約は、わいせつ物の規制に伴う間接的、付随的な制約にすぎない。ウ裁判官が「積極的に政治運動をすること」の禁止が、意見表明そのものの制約ではなく、その行動のもたらす弊害の防止をねらいとして行われる場合、そこでの意見表明の自由の制約は、単に行動の禁止に伴う限度での間接的、付随的な制約にすぎない。エ刑事施設の被収容者に対する新聞閲読の自由の制限が、被収容者の知ることのできる思想内容そのものの制約ではなく、施設内の規律・秩序の維持をねらいとして行われる場合、そこでの制約は、施設管理上必要な措置に伴う間接的、付随的な制約にすぎない。
関連用語
よくある質問
Q. 国民主権とは何ですか?
A. 国の政治のあり方を最終的に決定する権力(主権)が国民にあるとする原理。
Q. 行政書士試験での位置づけは?
A. 憲法の重要用語です。出題頻度は 3/3 (★3)。 頻出のため確実に押さえておきましょう。