問題
次の事例を読んで、介護過程の対応として最も適切なものを1つ選びなさい。【事例】Aさん(80歳、女性)は脳梗塞後に左片麻痺となった。「自分でトイレに行きたい」と話している。アセスメントの結果、上肢の力はあり手すりを使えば立位保持が可能と判断された。
選択肢
- 1転倒の危険があるため、Aさんの希望は聞かず、すべておむつ対応に切り替える
- 2「自分でトイレに行きたい」という意向と残存能力をふまえ、手すりの活用や見守りでトイレ排泄の自立を目指す計画を立てる
- 3Aさんに何も確認せず、職員の判断だけで終日ベッド上での排泄とする
- 4上肢の力があっても、安全のため一切立たせず車いすにも移乗させない
- 5Aさんの希望は実現不可能と決めつけ、計画には反映しない
正解
2. 「自分でトイレに行きたい」という意向と残存能力をふまえ、手すりの活用や見守りでトイレ排泄の自立を目指す計画を立てる
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解説
介護過程は、本人の意向と、アセスメントで把握した残存能力(強み)をふまえて、その人らしい生活の実現を目指して展開する。Aさんは「自分でトイレに行きたい」という明確な希望をもち、上肢の力があり手すりがあれば立位保持が可能であるため、手すりの設置や見守り・一部介助のもとでトイレ排泄の自立を目指す計画が最も適切である。希望を聞かずにおむつや終日ベッド上排泄に切り替えるのは、尊厳と自立支援に反する。安全への配慮は必要だが、それを理由に残存能力を活かす機会を奪うのは適切でなく、本人の希望を計画に反映しないのも誤りである。
一問一答
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