マンション管理士 問題集
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マンション管理士 試験ガイド
マンション管理士は、マンションの管理組合や区分所有者の相談に応じ、管理規約の見直し・大規模修繕・住民間のトラブルなどについて助言・指導を行う国家資格です。管理会社側の資格である管理業務主任者に対し、マンション管理士は「管理組合側」に立つコンサルタントである点が特徴です。合格率が例年8〜10%前後という不動産系でも指折りの難関資格で、マンション管理業界でのキャリアアップや、管理組合の役員として知識を活かしたい方に選ばれています。
スキマ資格では、マンション管理士試験の対策として、まとめノート・一問一答・予想模試・数字暗記カードを基本無料で提供しています。まずはこのガイドで試験の全体像と難易度を把握し、長期戦を前提にした学習計画を立てるところから始めましょう。
試験の基本情報
- 資格の種類
- 国家資格
- 実施機関
- 公益財団法人 マンション管理センター(国土交通大臣指定試験機関)
- 合格率
- 7〜9%前後(国家資格の中でも難関)
- 受験者数
- 年間約1.2万人前後
- 受験料
- 9,400円(2025年度)
- 試験形式
- マークシート(PBT)
- 試験時間
- 2時間(13:00〜15:00)
- 合格基準
- 合格点は年度により変動し、おおむね50点満点中34〜40点(約7割)
- 受験資格
- マンション管理士試験に受験資格はありません。年齢・学歴・国籍・実務経験を問わず、誰でも受験できます。マンション管理士に「なるには」、①11月の試験に合格し、②マンション管理士として登録する、の2ステップだけで、登録にも実務経験は不要です。
出典: 公益財団法人 マンション管理センター「マンション管理士試験実施結果」直近年度
マンション管理士とは
マンション管理士は、2001年のマンション管理適正化法に基づいて創設された国家資格です。マンションの管理組合や区分所有者からの相談に応じ、管理規約の見直し・大規模修繕・管理費の滞納・住民トラブルなどについて専門的な助言・指導を行うコンサルタントで、「マン管」と略されます。管理業務主任者と並ぶ、マンション管理の二大国家資格の一つです。
試験は公益財団法人マンション管理センターが毎年11月下旬に年1回実施し、50問・四肢択一のマークシート方式で行われます。合格率は7〜9%前後と国家資格の中でも難関で、合格点は年により34〜40点程度(おおむね7割以上)を推移します。マンション管理士に独占業務はありませんが、名称独占資格であり、登録した者だけが「マンション管理士」を名乗れます。
出題範囲は「区分所有法などマンション管理に関する法令・実務」「管理組合の運営の円滑化」「建物・設備の構造と維持保全」「マンション管理適正化法」の4本柱です。区分所有法と標準管理規約を軸に、民法、会計、建築・設備、適正化法まで幅広い知識が問われます。
管理業務主任者試験と出題範囲が大きく重なるため、同じ年に両方を受験するダブル受験が王道で、管理業務主任者の合格者はマンション管理士試験で適正化法分野の5問が免除されます。高経年マンションの増加を背景に、管理組合運営や大規模修繕のコンサルティング需要は今後も拡大が見込まれます。
- 管理組合・区分所有者にコンサルティングを行うマンション管理の国家資格(名称独占)
- 合格率7〜9%前後の難関。50問・四肢択一・2時間のマークシート試験
- 区分所有法・標準管理規約・民法・建築設備・適正化法の幅広い知識が問われる
- 管理業務主任者と出題範囲が重なり、ダブル受験・ダブルライセンスが王道(5問免除あり)
- 高経年マンション・大規模修繕の増加で、管理コンサルの需要が拡大
受験資格
マンション管理士試験に受験資格はありません。年齢・学歴・国籍・実務経験を問わず、誰でも受験できます。マンション管理士に「なるには」、①11月の試験に合格し、②マンション管理士として登録する、の2ステップだけで、登録にも実務経験は不要です。
受験資格なし(誰でも受験可)
年齢・学歴・国籍・実務経験の制限は一切なし。学生や異業種からの挑戦も可能。
5問免除ルート
管理業務主任者試験の合格者は「マンション管理適正化法」分野の5問が免除され、45問で受験できる。
- ※試験は年1回(11月下旬)のため、申込期間(9月上旬〜下旬)を逃さないよう注意
- ※合格後の登録に実務経験要件はなく、登録すれば「マンション管理士」を名乗れる(名称独占資格)
- ※ダブル受験の定番は管理業務主任者(12月上旬・出題範囲が大きく重なる)
試験の内容(科目・形式・合格基準)
マンション管理士試験は50問・四肢択一・2時間のマークシート試験です。区分所有法等を中心に4分野から幅広く出題され、合格点はおおむね50点満点中34〜40点(約7割)。相対評価に近い運用で合格率は7〜9%に収まります。一次・二次のような段階試験はありません。
- 試験形式
- マークシート(PBT)
- 試験時間
- 2時間(13:00〜15:00)
- 解答形式
- 四肢択一 50問(管理業務主任者合格者は5問免除で45問)
- 合格基準
- 合格点は年度により変動し、おおむね50点満点中34〜40点(約7割)
出題科目
マンションの管理に関する法令・実務(区分所有法等)約20問
区分所有法を中心に、被災マンション法・建替え円滑化法・民法・不動産登記法・借地借家法など。最重要かつ最頻出の分野。
管理組合の運営の円滑化約10問
マンション標準管理規約、管理委託契約、管理組合の会計・税務、集会運営、滞納管理費の処理など実務に直結する分野。
建物・設備の構造と維持保全約15問
建築構造・建築基準法、給排水・電気・消防などの設備、長期修繕計画・大規模修繕・劣化診断。
マンション管理適正化法5問
マンション管理適正化法、マンション管理士・管理業務主任者制度、管理計画認定制度など。管理業務主任者合格者は免除。
問われる力
- 区分所有法の条文と決議要件(過半数・4分の3・5分の4)を正確に使い分ける力
- 標準管理規約と区分所有法の異同を整理し、管理組合運営の実務に当てはめる力
- 建築・設備の専門用語と長期修繕計画など数値基準を理解する力
- 民法の基礎をマンション特有の事例(工作物責任・賃貸借等)に応用する力
試験日程・実施スケジュール
- 試験日:毎年11月下旬の日曜日(年1回)
- 申込期間:9月上旬〜下旬
- 合格発表:翌年1月上旬
- 登録:合格後にマンション管理士として登録(登録に実務経験要件はない)
※管理業務主任者試験の合格者・登録者は、マンション管理士試験で「マンション管理適正化法」分野の5問が免除され45問で受験できる。試験日・受験料等は年度により変わるため、実施機関の公式サイトで最新情報をご確認ください。
合格率と難易度・必要な学習時間
合格率は例年8〜10%前後で、宅建(例年15〜17%前後)や管理業務主任者(例年20%前後)と比べても低く、不動産系国家資格の中では最難関クラスといわれます。相対評価のため合格点は年度により変動し、高得点帯での競り合いになりやすい試験です。
必要な学習時間は400〜600時間程度が目安とされています。1日1〜2時間の学習で1年前後かけて仕上げる受験者が多い試験ですが、宅建や管理業務主任者の学習経験があれば、区分所有法・民法など重なる分野の分だけ短縮できます。
効率的な勉強法
合否を分けるのは、区分所有法と標準管理規約について「どこが同じで、どこが違うか」を正確に区別できているかどうかです。まとめノートで制度の枠組みを整理したら、一問一答で細かい知識を確認し、あいまいだった論点はその都度ノートに戻る、という往復学習が効果的です。
決議要件・期間・点検の周期といった数字は出題の定番なので、数字暗記カードで直前期まで繰り返し確認しましょう。仕上げには予想模試を本番と同じ50問形式で解き、長い問題文を2時間で処理する感覚を養っておくと安心です。
管理業務主任者とのダブル受験・関連資格
管理業務主任者とは出題範囲が大きく重なり、試験時期も11月と12月で連続するため、同じ年に両方を受験する「ダブル受験」が定番の戦略です。どちらかに合格すると、翌年以降もう一方の試験で5問免除を受けられる相互免除の関係にあります。
マンション管理士が管理組合側のコンサルタントであるのに対し、管理業務主任者は管理会社側の必置資格です。両方を持てば管理の受託側・委託側双方の視点を証明でき、宅建とあわせて不動産系の主要3資格として評価されます。スキマ資格ではいずれの問題集も提供しています。
取得後のキャリア
マンション管理士は独占業務こそないものの、管理組合の自立運営支援・大規模修繕や管理規約改正のコンサルティング、管理会社の品質向上など、高経年マンション時代に需要が高まる資格です。管理業務主任者・宅建士とのダブル・トリプルライセンスで活躍の幅が広がります。
マンション管理会社
フロント業務や管理組合支援の質を高める知識として評価。管理業務主任者とあわせて取得するのが一般的。
独立コンサルタント(マンション管理士事務所)
管理組合と直接契約し、管理規約の見直し・大規模修繕の発注支援・管理会社の見直しなどを第三者として助言する。
不動産・建設・設備会社
大規模修繕や改修提案、分譲後の管理組合サポートで専門知識を活かす。
管理組合の理事・区分所有者
自分のマンションの運営や合意形成、管理会社との交渉、長期修繕計画の見直しに直接役立つ。
- マンション管理士登録者数(累計)
- 約4.5万人
- 出典: 公益財団法人 マンション管理センター 公表値
- 全国の分譲マンションストック戸数
- 約700万戸超
- 出典: 国土交通省「分譲マンションストック統計」直近公表値
- 築40年以上のマンション
- 今後10年で大幅に増加する見込み
- 出典: 国土交通省 推計
- 受験者数
- 年間 約1.2万人前後
- 出典: マンション管理センター「試験実施結果」直近年度
- 独占業務はないが「名称独占」資格で、登録者のみ「マンション管理士」を名乗れる
- 管理業務主任者試験と範囲が重なり、同年ダブル受験・適正化法5問免除制度がある
- 高経年マンションの増加で、大規模修繕や建替え・敷地売却のコンサル需要が拡大
- 宅建士・管理業務主任者とのトリプルライセンスで不動産・管理の総合力が高まる
よくある質問
Q.未経験・初学者でも合格できますか?
可能ですが難関です。合格率は7〜9%で、標準的な学習時間は500時間前後とされます。区分所有法と標準管理規約を得点源にし、民法・建築設備・適正化法を積み上げるのが王道です。管理業務主任者とのダブル受験で学習効率が上がります。
Q.マンション管理士と管理業務主任者の違いは?
マンション管理士は管理組合「側」に立つコンサルタント(名称独占・独占業務なし)、管理業務主任者は管理会社「側」で重要事項説明などを行う設置義務資格(独占業務あり)です。試験範囲は大きく重なり、両方取得すると視点を補完できます。
Q.独占業務がないのに取る意味はありますか?
あります。名称独占資格として専門性の証明になり、管理会社での評価、独立コンサル、管理組合理事としての実務に直結します。高経年マンションの増加で、第三者の専門家としての助言ニーズが高まっています。
Q.5問免除とは何ですか?
管理業務主任者試験の合格者・登録者は、マンション管理士試験で「マンション管理適正化法」分野の5問が免除され、45問で受験できます(試験時間も短縮)。出題範囲が重なるダブル受験者に有利な制度です。
Q.独学でも合格できますか?
可能です。市販テキストと過去問演習に加え、本サイトのような一問一答・予想模試でスキマ時間に反復すると効率的です。区分所有法・標準管理規約の条文知識と、建築設備の数値暗記がカギになります。
Q.マンション管理士になるには?
①毎年11月下旬に実施されるマンション管理士試験に合格し、②公益財団法人マンション管理センターにマンション管理士として登録する、の2ステップです。受験資格はなく誰でも受験でき、登録にも実務経験は不要です。合格までの標準学習期間は6ヶ月〜1年(約500時間)が目安です。
Q.マンション管理士の難易度は? 宅建と比べてどちらが難しい?
合格率7〜9%は不動産系国家資格の中でも難関で、合格率15〜17%の宅建より難しいとされるのが一般的です。出題の中心となる区分所有法・標準管理規約は宅建・管理業務主任者と重なるため、これらの学習経験があると大幅に有利になります。
Q.合格点は何点ですか?
相対評価のため合格点は毎年変動し、固定の基準はありません。合格率が例年8〜10%前後に収まるように合格点が決まる高水準の争いになるため、予想模試では50問中40問(8割)以上の正答を目標にしておくと安心です。
Q.管理業務主任者と同じ年に受験できますか?
できます。試験日はマンション管理士が例年11月、管理業務主任者が例年12月と連続しており、出題範囲も大きく重なるため、同じ年にまとめて受験するダブル受験が定番です。すでにどちらかに合格している場合は、もう一方の試験で5問免除を申請できます。
※試験日程・受験手数料・出題範囲などの最新情報は、必ず公益財団法人 マンション管理センターでご確認ください。本ガイドの内容は2026年8月時点の情報に基づいています。
最終更新:
試験実施情報は公益財団法人 マンション管理センターの公表値に基づきます。最新情報は実施機関の公式サイトをご確認ください。