問題
マンションの鉄筋コンクリート造(RC造)の劣化及びその対策に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1コンクリートのひび割れ幅が0.2mm程度以下であっても、鉄筋腐食を確実に防ぐため、いかなる場合も直ちに大規模な打ち替え(コンクリートの全面交換)を行う必要がある。
- 2鉄筋が腐食すると体積が膨張し、かぶりコンクリートにひび割れや剥落(爆裂)を生じさせることがある。
- 3アルカリ骨材反応(アルカリシリカ反応)は、骨材中の反応性鉱物とコンクリート中のアルカリ性水溶液が反応し、骨材が膨張してひび割れを生じさせる現象である。
- 4コンクリートの中性化が進行して鉄筋位置まで達すると、鉄筋を保護していたアルカリ性が失われ、鉄筋が腐食しやすくなる。
正解
1. コンクリートのひび割れ幅が0.2mm程度以下であっても、鉄筋腐食を確実に防ぐため、いかなる場合も直ちに大規模な打ち替え(コンクリートの全面交換)を行う必要がある。
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解説
ひび割れ幅が0.2mm程度以下の微細なひび割れは、その幅や原因に応じて樹脂注入やシール工法等の補修で対応するのが一般的であり、いかなる場合も直ちに全面打ち替えが必要とする記述は過剰で不適切です。中性化が鉄筋位置に達するとアルカリ性が失われ鉄筋が腐食し、腐食による膨張でかぶりコンクリートの爆裂を生じ、アルカリ骨材反応は骨材の膨張でひび割れを生じさせます。(根拠:建築物の維持保全・コンクリート劣化の一般知識)
一問一答
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